従業員満足度実践塾のQAフォーラムに以下の質問がありました。
スタッフの不正行為への経営者の対応
中古車販売業(一部新車の販売もあり)を経営しており、全国の主要都市に複数の店舗を展開しています。
各店舗でユーザーからの車両買取もやっていまして、相応の現金を各店舗の従業員が扱います。
細かな業務手順に関しては省略しますが、どれだけルールを厳しくしても、従業員一人一人が悪いことをしようとすれば抜け道はあり、定期的に不正行為があります。
最近も信頼していたベテラン従業員による不正行為があり、被害金額も小さくありません。
従業員一人一人に、入社時に保証人を取っていますので、万が一のときには警察にも被害届をだした上で、その保証人(たいがいは本人の親)に請求し、被害金額を支払ってもらうのですが、できればそうなることは避けたいと思っています。
以前のケースでは、不正を働いた従業員の保証人が老齢の母親だったこともあり、請求をせずに本人の反省と今後の頑張りに期待をして、終わらせたこともありました。
定期的に倫理教育目的で外部から講師を招いて講習などもやっています。
少しずつは一人一人の意識も高まってきていると感じますが、不正行為を完全になくすことは無理なことだとも感じています。
藤原先生はこうしたことに対してどうお考えでしょうか?
人間は一人一人違うので、唯一無二の解決策がないことは私自身がもっとも理解しています。
ですので、解決策というよりも、この、従業員不正行為ということに対して、経営者がどのように考えるべきなのか、という視点でご意見を伺えればと思います。
[char no=”1″ char=”稲田”]
社会保険労務士として顧問先をもっていると、従業員の不正行為などに関して相談を受けることも少なくありません。
「不正があったら見つける」ではなく、「不正を防止する」という観点で、社内の制度やシステムを変える必要があり、そのアドバイスなども私はしています。
残念ながら「外部講師」による倫理研修ではあまり効果は見込めません。
した方がよほど効果的なんです。
性善説・性悪説もありますし、心理的にどうすれば良いかも方法があります。
藤原清道先生と一緒に音声ファイルで回答しましたので、詳しくは、会員サイトにログインしてをご覧ください。
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