うつ病社員への対応や教育、対策方法

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従業員満足度実践塾のQAフォーラムに以下の質問がありました。

先日、中途で採用になりました30歳男性、正社員歴なしを営業部として育てる様に預かりました。
ずっと弊社で働きたいと言っていたので、小さい事も大きな事もコツコツ教えていくつもりで一日一回以上は会話をする時間を取れる様にかなり頑張って教えていたつもりでしたが。。。

いきなり、会社に来なくなり、鬱になったと診断書をもってきて、私からパワハラを受けて困っている。
また、会社の責任者が不在の時には会社の悪口を事務所の人間が言いまくり環境が悪いと。ある事ない事を言われまして。。。。。

結果としては、会社が給与数か月分を払い、自己都合退職という形になりました。私は課長という管理職でありながら、職場環境の整備を怠ったと始末書を出す事になりました。

人の教育が難しいという事は理解はしているのですが、教育について、これは気を付けてやっています等があれば、教えて頂きたいなぁと思っています。

会社はオーナー会社の為、採用にメスを入れようと何度も行動しましたが、受け入れて貰えるまでには、まだ数十年かかりそうな位に、私に発言権はない為、、預かった人に対して、こちらから出来る事で何か大切な事、、、はなんだろうかと。。??

今回は新しい人との人間関係を築けきれていない事が一番の原因だったのかと思っていますが、、、
かと言っても、人間関係は数日で出来るものではないでしょうし。。

どうしたものかなぁ。。と思っています。

何かアドバイスがあれば教えてください。
よろしくお願いします。

[char no=”1″ char=”稲田”]組織が一定規模になると、多くの職場では、「精神疾患やうつ病などを発症する従業員の対応」をせまられます。
うつ病の12カ月有病率(過去12カ月に経験した者の割合)は1~8%というデータがあります。

スタッフ数から考えれば、12人~100人の会社になれば、大体1人くらいはうつ病と診断されるということです。

厚生労働省のうつ病に関するホームページ

多いと思いますか?

ただ実際、この数字は相対的にどうなのかと、そもそも診断数のトリックがあったりします。

日本は世界の中でトップレベルでうつ病発症率が低いです。アジアはもともと少ないのですが、その中で一番低いのが、日本。

日本はうつ病になる人は極めて少ない国なのです(日本に日本人として生まれただけで幸せなんですよね本当は)。
A stunning map of depression rates around the world
意外ではないですか?マスコミなどから受け取る印象と違うと。。
カラクリがあります。
心療内科にお金がより入る新規抗うつ薬SSRIの登場によって、うつ病と認定された患者が激増していますから、結局は、病院の儲けを考えた金絡みのための、うつ病が多いといったマスコミによる世論誘導ですね。スポンサーで動くマスコミですから仕方ないのです。
高松市栗林町 マルキ薬局
少し、話がずれてしまいましたが、100人ほどの会社であれば、毎年1人はうつ病と診断されたスタッフの対応をしなければいけないというのは事実です。
ただし、この割合は、経営者の人間性や経営手法、管理職や上司の人間性やマネジメント力で大きく変わってきます。
かなりデリケートな内容ですが、会員しか閲覧できない本音で回答できる会員専用フォーラムだからこそ、こういった質問もできますし、回答もできます。
この質問に関して、従業員満足度という視点で考えたらどうすれば良いのかを藤原清道先生が回答してくださっています。
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(こういったスタッフの雇用に関して学んだり、質問したい方は新規入会をご検討ください。)

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