採用活動は営業活動と同じ
前回、説明会担当の10か条で少し書きましたが、
求職者に会う担当者(採用担当者)は営業であるという認識をもつことが重要です。
営業とは極論すると
お客様(=求職者)
に
商品(=会社)
を
売る(=興味をもってもらい応募)
わけです。
しかし、いきなり商品の説明をしても通常の営業と同じく売れるわけが無い。
一方的な商品説明をする営業マンにはうんざりしますよね?
採用も同じです。
圧倒的な商品力(ブランド力)がある企業以外、つまり中小企業は売り込み方を考えなければいけません
そもそもお客様のニーズと合って初めて、 合意=内定承諾となります。
自分の会社に興味を持つ人たちはどのような経歴・専攻か?
その人たちが聞きたい事は何なのか?
では、どの段階でどういった情報を提供すれば良いのか?
そうすると、
が見えてきます。
- HPで何を伝えて
- 説明会で何を伝えて
- 面接で何を伝えて
- 内定後に何を伝えれば良いか
しかし、これは採用担当が「自分論理」で考えてはいけません。
人事担当を採用するのであればそれで良いが、「顧客論理」でないと、間違った説明をしてしまう。
あなたの会社内を見渡してください。
誰が顧客(求職者)の気持ちを分かるでしょうか?
少なくとも20年前に就職活動を経験した人事部長や役員ではありません。
人事・採用担当は色々な部署と仲良くしておかないとこういった時に協力をしてもらいづらいのです。
人事が現場から嫌われている会社がありますが、理由は何でしょうか?
顧客(他部署)が欲しい情報を与えずに一方的な営業方法をしていませんか?
2009年11月記述
※現在と状況が変わっている可能性があります
※現在と状況が変わっている可能性があります